岡本夏生にイベントでキス行為でふかわりょうに1円の損害賠償命令

岡本夏生にイベントでキス行為でふかわりょうに1円の損害賠償命令

タレントの岡本夏生さんが、2016年4月に行われたイベントで、共演したふかわりょうさんから強引にキスされるわいせつ行為を受けたとして、損害賠償などを求めた判決が27日、東京地裁であり、岡本側の請求通り1円の賠償が命じられました。

 

引用元:デイリースポーツ   

引用元:HUFFSPOT

ふかわりょう、岡本夏生への2つの名誉棄損

今回の裁判での争点は2つあり、どちらもふかわりょうさんが岡本夏生さんに対する名誉棄損があったとして争われました。

1.強制わいせつ行為

 

引用元:natalie.mu

2016年4月11日、ふかわりょうさんと岡本夏生さんのトークイベント「ふかわと夏生のガチンコ・スプリング~『ガチハル!』」が開催され、そこである”事件”が起きました。

約300人の観客を前に、上半身裸のふかわさんが岡本さんの意思に反してステージ上に押し倒し、3度にわたり計1分近くキスをするなどの強制わいせつ行為が行われてしまいました。

ふかわさんの主張としては「笑わせるための芸として一般的だ」とのことでしたが、男沢聡子裁判長は岡本さんが当時、抵抗し拒絶したとして強制わいせつと認められました。

 

2.番組降板の経緯に関連しての岡本氏への発言

岡本さんは2016年3月までふかわさんがMCを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」の火曜レギュラーを務めていました。

しかし、16年3月29日で番組を電撃降板してしまいます。プロデューサーから契約終了を告げられたのは2週間前の3月15日で、突然の宣告だったようです。

 

当時、なぜ降板することになったかの理由ははっきりと本人から発表されることはありませんでしたが、どうやら桂文枝さんの愛人問題での岡本さんの発言がキッカケになってしまったようです。

 

1996年に5代目アシスタントを務めていた『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)を突然降板して以降、次々にレギュラー出演していた番組がなくなっていた。

(中略)

「文枝が、自分の愛人問題を周囲にもらしていた岡本さんに激怒。文枝さんが彼女を降ろし、テレビ業界から干したんです」

引用元:exiteニュースより

そして時が経ち、またも桂文枝さんの愛人問題が世間を騒がせることになりました。

岡本さんの積年の恨み(?)によるものからか、桂文枝さんの愛人絡みのエピソードを『5時に夢中』で暴露します。

 

「文枝さんが、愛人に数千万円の手切れ金を渡して、その愛人がロンドンに飛んだって」と暴露したものだった。

引用元:exiteニュースより

 

この発言が発端となり、岡本さんの『5時に夢中』の電撃降板につながりました。

 

これらの一連の流れの中で、ふかわりょうさんが岡本夏生さんの人格を貶めるような発言で名誉を傷つけられたとしました。

 

損害賠償金で1円の支払い命令

今回、男沢聡子裁判長は、キスが「一方的かつ暴力的だった」と認め、請求通り1円の賠償を命じました。

ふかわさんのキスは不法行為に該当するとし、損害賠償として80万円を支払う義務を負うと判断しましたが、岡本さんからの請求が1円であったため、1円の支払いを命じました。

 

岡本夏生氏が1円の賠償請求に込めた本当の意味

裁判費用や裁判に費やした時間を考えたら、明らかに1円の賠償請求なんて少なすぎます。

判決でも80万円の損害賠償が妥当と出ている中で、岡本夏生さんが1円しか賠償請求しなかった意味は何なのでしょうか。

 

1円という賠償請求を不思議がる人がいる一方で、岡本さんの本心に気づいている人たちもいます。

岡本さんがこの裁判で勝ち得たかったことは、お金ではなく、ふかわりょうが引き起こした一連の騒動をきちんと受け止め反省し、それに対する真摯な謝罪だけだったのでしょう。

 

ふかわりょうさんからの謝罪コメントはすでに発表されていますが、まだ岡本夏生さんからのコメントは発表されていません。

恐らく何かしらの発言はあるはずなので、その時に「1円」に込めた岡本さんの本心が聞けるはずです。

 

 

【まとめ】岡本夏生にイベントでキス行為でふかわりょうに1円の損害賠償命令

・裁判は、ふかわさんの岡本さんに対する強制わいせつ行為と番組内での発言に対する2つの名誉棄損で訴えられていた。

・判決でふかわさんが岡本さんの意思に反したキスをしたとして、強制わいせつ行為として認めた。

・裁判所はふかわさんに対して、1円の損害賠償を岡本さんへ支払うように命じた。

・岡本さんが1円の損害賠償に込めた思いは「心からの謝罪」だったのではないか。

 

 

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