松尾崇の評判や経歴を調べてみた【3期連続鎌倉市長】
- 2021.09.15
- 2021.10.13
- 政治

松尾崇氏が4選目を懸けた鎌倉市長選に出馬しています。
12年務めた鎌倉市長では多くの実績を残している松尾崇氏の評判や経歴が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、鎌倉市役所移転に取り組むこれまでの鎌倉市長として松尾崇の評判や経歴、争点となる鎌倉市役所移転問題についてまとめましたので早速ご覧ください。
松尾崇氏がやり残している課題として鎌倉市役所移転を掲げての選挙になりますが、調べてみると反対派も多くどうやら一筋縄ではいかないようです。
鎌倉市役所移転もめてるよね(~_~;) #キスライ
— Rumblingrider (@Rumblingrider) April 12, 2021
松尾崇の経歴(学歴)
松尾崇氏の経歴(学歴)について調べてみると、松尾氏は小学校から高校まで地元である鎌倉で過ごしていることがわかりました。
松尾氏は、鎌倉市立西鎌倉小学校、鎌倉学園中学校、鎌倉学園高等学校、日本大学経済学部経済学科卒業という経歴(学歴)の持ち主です。
引用元:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/shicyou/profile.html
鎌倉学園は私立の中高一貫校の進学校で、高校の偏差値は68もある難関校です。
同校の卒業生には、サザンオールスターズの桑田佳祐氏もいる地元では有名な学校です。
1996年に日大の経済学部を卒業後、日本通運に入社し通関課に配属されます。
1999年に同社を退社し、2000年1月、江田憲司の秘書になりました。
引用元:wikipedia
その翌年の2001年4月22日、松尾崇氏は鎌倉市議会議員選挙に出馬し、史上最年少でトップ当選を果たし、その後3期12年にわたり鎌倉市政を運営することになります。
松尾崇氏は、2期連続で鎌倉市長当選した翌年の2006年7月に結婚しており、現在、14歳、10歳、8歳の女の子の3人の子供がいます。
松尾崇の評判:鎌倉市長としての実績
松尾崇氏の評判を知る上で、12年鎌倉市政を運営する中で実施されてきた実績を調べてみました。
●職員給与見直しなど行財政改革
⇒人件費を圧縮し、年間3億5千万円の財政効果を生む。
●学校環境の整備
⇒小中学校に冷房設備を設置
⇒中学校での給食を導入
⇒幼稚園に通う第2子以降の幼稚園保育料を実質無償化
●新型コロナウイルス対策で飲食店などの中小事業者を支援するため、最大100万円を上限に家賃を補助
⇒財源確保のため、自身の12月期末手当を全額カット、副市長については50%、教育長については30%減額削。減額は計約480万円
●性的少数者(LGBTなど)の同性カップルが婚姻と同等の扱いを受けられる「パートナーシップ宣誓制度」を2019年12月4日から実施
松尾崇氏は無駄を省き財源を確保する他にも、学校環境や福祉施設の充実などにも力を入れてきました。
この点においては評価している市民も多く、松尾崇氏の評判は上々のようです。
そんな松尾崇氏が4期目の当選を目指すうえで最も力を入れている分野があります。それが「鎌倉市役所移転」です。
この問題に関しては、賛否両論が巻き起こっており、一筋縄ではいかない様相が伺えます。市民からは「鎌倉市役所移転問題」が争点となる選挙であると位置づける人もいるほどです。

鎌倉市役所移転問題とは何なのか、次の項で見ていきます。
松尾崇が鎌倉市役所移転に力を入れる理由
松尾崇氏は鎌倉市役所の老朽化に伴い、市役所を鎌倉市御成町から深沢地区に移転する案を提唱しています。
引用元:http://www.matsuonet.com/policy/office/
下記の地図は現在の鎌倉市役所の地点と移転先予定の深沢地区の位置関係を示したものです。
深沢地区にはJR東海道線「村岡新駅」の設置が決定しており、利便性や防災上の観点からも現在の御成町から移転するべきであると松尾崇氏は考えます。
【速報】JR東海道線「村岡新駅」 設置決定
JR東日本は8日、東海道線の大船~藤沢駅の間に新駅を設置することを決定し、神奈川県などと覚書を締結した。
この構想は30年以上前から進められ、JR東海道線での新駅設置は、1925年開業の「熱海駅」以来。
開業は、2032年頃を目指す。
※画像提供:県 pic.twitter.com/w54QxyMW37
— tvk(テレビ神奈川)報道部 (@tvknews930) February 8, 2021
この案に対しては「御成町で建て替えるだけじゃダメなのか。」「深沢なんて何にもないところ、返って不便になる」という反対の声や「何か利権が絡んでいるのでは?」という声が上がっています。
鎌倉市役所移転反対っていうか今ある場所で建て直しできんの?って感じなんだけど。深沢何だっけ?駅から遠いじゃん
— おっとこぬし@3y🧚♂️ (@umitokazet) April 24, 2021
村岡新駅建設計画と共に注目すべきは、鎌倉市役所移転問題です。鎌倉の一等地からわざわざ移転するとは、なんか変てすね。この話何か裏があるのではないかな?
利便性を考えれば、建て替えで問題解決です。
市役所移転問題の真相究明が求められます。— 🤩吉岡和江を勝手❗️に応援隊⤴️ (@yoshiokakazue) March 31, 2021
しかし、鎌倉は歴史的な景観を守るため細かな条例が絡み合い、広い道路を作れなかったり高い建物を建てられないので、防災上の観点からも深沢地区への移転はやるべきだという意見もあります。
鎌倉市役所の移転“反対派”って、この予想図から何の想像もできないのか?市役所自体の津波被害もあるし、周囲の使える道が西への一本のみ。ただ、その道はトンネルもあり地震で崩れる危険な道。つまり司令塔が事実上機能しないって事だが、BCMS(リスク分析)した上での反対?まさか災害時に市役所不要と? pic.twitter.com/YAkXOdnBTR
— 物欲父さん (@butuyokutousan) May 7, 2019
また、市役所移転問題という観点以外からでも、これまでの松尾崇氏の実績を評価し4期目も市長として続けてほしいという声もありましたが、「Bad」の数も「Good」に迫る勢いである点は無視できない事実で、松尾崇氏が市役所移転についてのメリットをさらに強調して主張していく必要があるように見えます。

鎌倉市長選に立候補している他候補者については下記の記事についてまとめましたので合わせてご覧ください。
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松尾崇の評判や経歴を調べてみた【3期連続鎌倉市長】まとめ
ここまで松尾崇氏の評判や経歴についてまとめてきました。
この記事のポイントは下記の通りです。
・松尾崇氏は結婚しており、3人の女の子のお子さんがいる。
・松尾崇氏は鎌倉生まれ鎌倉育ちで中高は地元でも有名な進学校で、卒業生にはサザンの桑田佳祐氏もいる。
・3期12年の鎌倉市政では小中学校に冷房設備を設置、給食の導入など福祉施設を充実させたり、財源確保のために市職員の給与カットなどを行ってきた。
・松尾崇氏は鎌倉市役所の老朽化を機に深沢地区への移転を推進しており、防災上や利便性の上でも実行するべきという考え。
・一方で鎌倉市役所の移転には反対派も多く、これらの票をどのように巻き込むかに注目が集まる。
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