大井川和彦の評判を経歴や自宅騒動から斬る!【2021年茨城県知事選】

  • 2021.08.24
  • 2022.12.05
  • 政治
大井川和彦の評判を経歴や自宅騒動から斬る!【2021年茨城県知事選】

任期満了に伴う茨城県知事の選挙が9月5日に行われます。現在茨城県知事選に立候補しているのは2名で、現職の大井川和彦氏と新人の田中重博氏の2名となっています。

大井川和彦氏といえば、最近全国のニュースでその名を耳にしたのは、オリンピック開催にあたり県民よりもオリンピック選手に対して病院を優先してほしいという国の要請を断固として拒否すると発表した毅然とした態度が話題となりました。

この記事では、そんな現職の大井川和彦氏の経歴やこれまでの評判を調べてみました。調べていくうちに、公用車を使用して自宅へ帰宅していた過去なども明らかになりました。

それでは早速見ていきましょう。

大井川和彦の評判:超絶エリートな経歴

大井川和彦氏は茨城県土浦市出身で、東大法学部卒業の超エリートです。

 

茨城県土浦市生まれ[1]。土浦市立真鍋小学校に入学後、父親の転勤のため、日立市立宮田小学校に転校した。日立市立宮田小学校、茨城大学教育学部附属中学校、茨城県立水戸第一高等学校、東京大学法学部卒業[1]。1988年、通商産業省(現経済産業省)入省[1]。1996年、ワシントン大学ロースクール修了(国費留学)[1]。1998年、通商産業省の初代シンガポール事務所長に就任[1]。

2003年、経済産業省を退官し、同年よりマイクロソフトアジア執行役員[1]。マイクロソフト(現日本マイクロソフト)執行役常務を経て、2010年よりシスコシステムズ(日本法人)専務執行役員[1]。2016年、ニコニコ動画の運営会社であるドワンゴの取締役に就任した[1]。

引用元:wikipedia

東大卒業後は、経産省に入省し、国費でワシントン大学に留学しています。

なんと、あのひろゆき氏が創設したニコニコ動画の運営会社の取締役にも就任されたこともあります。

 

大井川和彦氏がニコ動の運営会社の取締役に就任した同年、自民党茨城県連が大井川氏を推薦する形で茨意見知事選に立候補し、24年ぶりとなる茨城県知事の交代を果たしました

 

大井川和彦氏は、今回の出馬にあたっても自民党の推薦を受けています。

先日の横浜市長選で見えた自民党の大敗、現菅政権の求心力の低下などが、今回の茨城県知事選でどのような影響を与えてしまうのか注目が集まります。

ただ、横浜市長選ではIR誘致の賛否によって自民党の内部分裂が起こり、票がまとまらなかったなどの問題があったこともあり、今回の茨城県知事選ではそのような票が割れる要因がないことから、組織票の恩恵はそのまま享受できる可能性も高いです。

 

大井川和彦の評判:自宅に公用車で帰宅

大井川和彦氏について調べていると、「大井川和彦 自宅」というキーワード候補が出てきます。

気になったので調べてみると、こんな過去のニュースが出てきました。

 

12月3日、午後5時過ぎのこと。千葉県浦安市の高級マンションの前に、黒のミニバンが止まった。運転手にかしずかれながら車から降りてきたのは、大井川和彦・茨城県知事(56)。しかもこの車は、県知事専用の公用車だ。

水戸市にある県庁から、はるばる122km。いったいなんの公務があったのだろうかーー。

引用元:Smart FLASH(2020.12.5付)

記事によると、大井川和彦氏は千葉県浦安市と茨城県水戸市に自宅を構えており、浦安市には奥様と娘が暮らしていて、茨城本庁に出勤する日は水戸市の自宅から通勤しているとのこと。

 

これに対して大井川和彦氏は、「私用ではなく公用で利用しているから問題はない」としています。

「東京都で全国知事会があるなど、公務で移動するついでに浦安へ送迎に行ったものです。基本的に、公用車で県庁から浦安市へ直帰することはないです」

「機動性を確保し、危機管理を徹底する観点から、移動先または移動元どちらかが公務」であれば、知事が公用車をどのように使っても問題ない

引用元:Smart FLASH(2020.12.5付)

 

ただ、この動きに対しては「茨城から離れた場所にいて、有事の際に知事としてすぐに対応ができるのか」という疑問をもつ人や、「公用で利用している」と言い張る大井川和彦氏に違和感を覚える人も出てしまいました。

大井川和彦の評判:茨城県民からの評判

大井川和彦氏は、上記のような公用車を私的に利用しているという報道があり評判が下がっていましたが、今年の5月にオリンピック組織委員から選手や関係者に病床を優先してほしいという要請を断固拒否したことで話題になりました。

その毅然とした大井川氏の態度には賞賛が集まりました。

 

大井川和彦氏の対抗馬である田中重博氏については、下記の記事にまとめましたので是非ご覧ください。

>>【関連記事】田中重博(しげひろ)氏の高校や大学の経歴を調査!【茨城大学副学長】

 

 

追記:大井川和彦氏、新人の田中重弘氏を破り茨城県知事に再選

9月5日の投票で、大井川和彦氏が茨城県知事に再選したことがわかりました。

投票率は期日前投票を合わせると午後6時現在で32%となり、前回よりも6ポイントほど低い投票率となりました。

 

全体の声として、現職の52歳と新人72歳の一騎打ちの選挙という事から、消去法で大井川和彦氏に投票したのではないかという感想が多く目につきました。

 

 

大井川和彦の評判を経歴や自宅騒動から斬る!【2021年茨城県知事選】まとめ

・大井川氏は東大法学部卒の超エリート。

・東大卒業後は経産省に入省し、国費でワシントン大学に留学。その後ニコ動の運営会社ドワンゴの取締役などを歴任している。

・公用車で自宅に帰宅していることが報道されるが、大井川氏は「私的な利用はしていない」と否定している。

・オリンピック開催にあたり、茨城県の病床を選手や関係者に優先してほしいという要求を断固として拒否し、賞賛があつまる。

 

 

 

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