大坂なおみが試合中に破壊したラケットのメーカーはどこ?強度は?
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- 2021.06.28
- テニス

テニスのイタリア国際・女子シングルス2回戦に出場した大坂なおみ選手が初戦で敗退しました。
苦手なクレイコートでの試合運びがうまく行かず、感情を抑えられずラケットを叩き付けて破壊したことが話題になりました。
彼女は何故いつもラケットに当たるの??めっちゃ不快なんだけど。自分の技術不足が原因じゃん。
Why does she always break the racket? I am very uncomfortable with this.#大坂なおみ #ラケット破壊 #naomiosaka #racket pic.twitter.com/UIPSF33qk2
— 😈彩奈😈 (@wQj6FmyviL0D3td) May 12, 2021
そんな大阪なおみ選手が破壊したラケットのメーカーはどこで、どれくらいの衝撃を与えると壊れてしまうのか見ていきます。
大坂なおみが試合中に破壊したラケットのメーカーはどこ?
引用元:afpbb.com
大坂なおみ選手のラケットのガットにメーカーロゴが印字されていました。
このロゴは、ラケットの老舗メーカーであるヨネックスのものです。
ヨネックスは米山稔が昭和21年に創業し、昭和32年からバドミントンのラケットを製造しています。
ちなみに、ヨネックスのロゴマークは、YoneYamaの2つのYからとった yy のロゴを組み合わせたもので、「空」に由来する青と、「大地」に由来する緑をコーポレートカラーにしています。
今回の騒動を受けて、ヨネックスはこう声明を発表しています。
弊社のラケットは、自社工場で1本1本作り上げているものです。
ですので、今回のような行為は決して望みません。大坂選手は世界ですでに活躍しているアスリートでありますので、影響力があります。
ジュニア世代やキッズたちが今回のような行為を真似することを危惧しております。
大坂なおみ選手のラケットを破壊した行動は、珍しいことだったのでしょうか。過去に同じようなことをした選手はいないのか、こちらにまとめました。
ラケットを破壊するにはどれくらいの衝撃が必要なのか
ヨネックスのラケットのメイン素材は「高弾性カーボン」です。
カーボンとは
炭素繊維とは直径7µm程度の連続糸状で、アクリル樹脂やピッチなどの有機物を繊維化、焼成工程を経て作られる無機物繊維で、CF(Carbon Fiber)とも略される。
焼成温度の違いによって高強度タイプ、高弾性タイプのカーボン繊維が生産される。
カーボンは繊維の集合体なので想定されている方向への強度は非常に強いのですが、想定されていない衝撃の様な力には強度を発揮できません。
今回、大坂なおみ選手は3回もラケットのフレームを地面に叩き付けています。想定されない衝撃が加わったため、案外簡単に破壊できてしまったのかもしれません。
ちなみに、今回の大坂なおみ選手の行為は、テニスのルール上ではどのように扱われるのかはこちらにまとめました。
【まとめ】大坂なおみが試合中に破壊したラケットのメーカーはどこ?強度は?
・大坂なおみ選手が使っていたラケットのメーカーは『ヨネックス』。
・ラケットのメイン素材の高弾性カーボンは、基本的に強度は強いが、想定されない衝撃には非常に弱い。
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