田中康夫が横浜市長選挙に出馬する理由はなぜなのか調査してみた

  • 2021.07.06
  • 2021.08.23
  • 政治
田中康夫が横浜市長選挙に出馬する理由はなぜなのか調査してみた

作家の田中康夫さんが次期横浜市長選挙に出馬することがわかりました。

田中康夫さんといえば、2000年~2006年に長野県知事を務めた経験があり、それを踏まえて横浜市政にどのような公約を掲げて選挙に挑むのかにも注目が集まります。

最近あまりメディアは見かけなかった田中康夫さんが、今回なぜ横浜市長選挙への出馬を決意したのか、その理由について調べてみました。

 

田中康夫が横浜市長選挙に出馬する理由はなぜなのか

8日の会見で正式に出馬を発表する予定の田中康夫さんですが、なぜ今回横浜市長選挙への出馬を決意したのでしょうか。

まだご自身で詳細な理由は語られていませんが、神奈川新聞社のインタビューにていくつか横浜市政の問題点について挙げていました。

 

ラジオ番組で横浜に通い気づいたギャップ

田中康夫さんは2015年から自身のラジオ番組を横浜で行っており、地元の方と交流を重ねるうちに理想と現実の差に気づきました。

・中学校の給食がなく、「ハマ弁」を売っている

・「保留児童」という言葉を作り「待機児童」の人数を少なく見せているだけ

・空き家問題

・土砂災害危険区域に家が7万軒以上ある

 

田中さんは特に、空き家問題と待機児童問題は長野県知事時代に、空き家を有効利用して問題を解決してきた実績もあります。

 

長野県知事時代、田中氏は空き家を改修し、介護士と保育士を配置して高齢者のデイサービスと乳幼児保育を一体化して行う「宅幼老所」を県内350カ所に開設している。

引用元:日刊スポーツ

 

現在、横浜市が抱える問題は長野県知事時代に解決してきた問題との共通点が多く、自身の経験が活かせると感じたことが今回の横浜市長選挙への出馬につながった可能性は高いです。

 

長野県知事田中康夫の手腕

田中康夫さんは、長野県知事に空き家問題・高齢者福祉制度などを解決してきた以外にもいくつかの功績を残されています。

全国ワースト2位だった長野県財政を全国47都道府県で唯一、6年連続で借金を減少させ基礎的財政収支も7年度連続で黒字化を達成させています。

また、護岸補修や森林整備等の地域密着型公共事業の導入で地元雇用を創出するなど、失業問題にも切り込んでいます。

 

長野県知事時代にはしがらみに囚われれない改革で長野県を盛り立ててきた田中康夫さんは、IR誘致で揺れる横浜市にどのような風を吹き込んでくれるのでしょうか。

横浜市長選挙での公約に注目が集まります。

 

7月8日の横浜市長選挙出馬に関する会見は、田中康夫さんの公式youtubeからもご覧いただけます。>>田中康夫公式LIVEチャンネル

 

【7月8日追記】田中康夫出馬会見で語られた横浜市長選挙出馬理由

本日、田中康夫さんの出馬会見が行われ、そこで語られた出馬した理由は「横浜から日本を変えていきたい」という事でした。

■横浜を選んだ理由

・横浜は日本で初めて世界に開かれた街である。

・量ではなく質の充実という発想の転換が日本を変えていくのには必要。それを実現できるのは横浜であると感じた。

・「3月に部屋を借りて4月12日に横浜市民となり、横浜から日本を変えていくということを皆さんと一緒に行いたいと考えたところでございます。」

 

■なぜ、県知事や国政ではなく市長を選んだのか

・横浜市は巨大な自治体であり、ドラスティックかつ人に根差した取り組みを一番大きな基礎自治体である横浜で行えば、やがて日本も変えていくことが出来る。

・閉塞した日本を形ではなくあり方を変えていくことができる可能性がある街が横浜市である。

 

 

田中康夫の横浜市長選挙出馬への世間の反応

田中康夫さんが横浜市長選挙に出馬することに対する世間の反応を調べてみました。

田中康夫さんの長野県知事の経験を活かした政策に期待される声もあるなか、「この人なんか実績残した?」など出馬宣言に対して懐疑的な行く末を見守る方もいらっしゃいます。

 

■賛成・期待の声

■反対・懐疑的な声

その他候補者についても下記の記事にまとめましたので、是非、下記の記事も合わせてお読みください。

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8月23日追記

8月22日、横浜市長選で他社候補に圧倒的な差をつけて当選した山中竹春氏が新・横浜市長として当選されました。

選挙期間中にはパワハラ疑惑などが報じられるなど不穏な動きもありました。

そんな山中竹春氏のこれまでの評判やパワハラ疑惑については下記の記事にまとめましたので、合わせてご覧ください。

>>【関連記事】山中竹春氏の評判とパワハラ疑惑の真相を調査!【秩父出身の横浜市長】

 

 

田中康夫が横浜市長選挙に出馬する理由はなぜなのか調査してみた【まとめ】

・6年ほど横浜でラジオ番組を行っており、地元の方と交流するうちに横浜市の理想と現実のギャップに気づいた。

・長野県知事時代に解決してきた空き家問題と保育所問題を横浜市政にも活かせると感じている様子。

・世間の反応は「長野県知事時代の手腕を横浜にも活かしてほしい」という期待の声と「パフォーマンスで終わるのではないか」という2通りに分かれている。

 

 

 

 

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